落葉松自転車”紹介”

2016年第一弾の記事は、自転車紹介。

この冬はすさまじいエルニーニョ現象により暖冬になりました。
年始もぽかぽか陽気で、存外ポタリングが楽しめるもんでありがたいやら心配やら…
とは言え降るもんは降るので、このところ自転車活動はお休みしております。
新年一発目では、普段どんな自転車で出かけているのか？を紹介していきたいと思います。

◆PEUGEOT PF10J 1982

入手の経緯：私がスポーツ自転車に乗るきっかけになった一台。
元々父が体力づくりのために乗っていたプジョーのロードレーサーを高校時代に譲り受ける
特徴：輸入代理店が本田技研だった頃のプジョーで、これはVITUS181クロモリフレームのスタンダードモデル。

コンポはSIMPLEX Prestige、ブレーキはWeinmann、ハブはマイヨールのヘリコマチックでリムはMAVIC…トップチューブにMade in Franceと誇らしげに書いてある。当時東急ハンズ渋谷店で8万いくらしたという。東急ハンズのマークが付いたカシマックスのサドルが付いていた。
ヌタァーっと粘りのあるクロモリ独特の加速感が魅力。登りを無視した昔のロードレーサーなので、トップで踏んでいくと面白い。
用途：とっても印象深い一台だが、各所パーツの劣化があり展示車になっている。そろそろ父のもとに返そうかな。

◆ARAYA FEDERAL 2010

入手の経緯：大学入学祝いに仙川のWING PAWで買ってもらった650Aサイクリング車。特徴：通学、買い物、ツーリング、担ぎ上げと何でも出来るコスパ最強自転車。
80年台のBS ロードマンのようなママチャリ規格のスポーツ車
当時はロードっぽいスポーティな佇まいだったが、現行はマッドガードが付いたりとよりランドナーっぽく仕上がっている。
クラシック路線にカスタムされた時代もあったが、今は9速化、STI化を果たし、レガシィツーリングワゴンみたいな走れるツーリング車を目指したカスタムとなっている。
とにかく重くて頑丈。
用途：ポタリングからトレイル、輪行旅まで何でもこなせるメインマシン

◆ARAYA Muddy Fox 650B 2015

入手の経緯：社会人1年目にじてんしゃのみせ タオで買ったマディフォックスの復刻版
特徴：国産MTBの草分け的ブランド「Muddy Fox」が650Bという最新規格を引っさげ爆誕。
元々はリジッドフォークのところを、トレイルで遊ぶためにSR SUNTOURのEPICON XCというサスを導入
カッコイイし、ブレーキにしろディレーラーにしろ操作性が抜群に良い(自分でイジったイカれた奴ばっか乗ってるからトラブル無く動くことに感動)
一番乗っててラク
用途：主にトレイルや雪上。車載のみなので、輪行は出来ないというかしたくない

◆Electra Cruiser 1 2010

入手の経緯：とある縁で某自転車漫画家から譲っていただいたクルーザー
特徴：アメリカのエレクトラ社製ビーチクルーザー。今は国産ビーチクルーザーブランド「BLESS」を展開しているCORAZON社が輸入していた時代の後輪コースターブレーキのクルーザー。ロードやMTBばかりが良い自転車だ！と思っていた自分の自転車の世界をドカンと広げてくれた一台。なんたってカッコイイ！ゆっくり流すのが気持ちいい。
タイヤはIRCのLovers soul、砲弾型ヘッドライト、Ding-Dong Bellでちょっとだけカスタム
用途：街乗り、雪上。人に魅せたくなるんだなｗ

◆National Tam-Tam Road 198x

入手の経緯：とある縁で譲り受けた未使用車
特徴：大人気だったロードマンに対抗すべくナショナルが出した類似品
サンツアーのドライブトレインをシマノポジトロンで操作
24インチの子供車だが、本格的でぎゅっと詰まっている感じが良い
カゴつけたり、砲弾型ヘッドライトで可愛くカスタム
将来的にはちっちゃいツーリング車にしたい
用途：佐渡ヶ島一周、乗鞍・畳平、買い物

◆とまぁ、競技ベースな自転車は殆ど無いですね。
レースよりはポタリングやツーリング、日常使いが好きなんです。

そして基本的にカスタムしちゃいます
使い方を含め自分にあったものにしていくのが楽しいのです。

自転車は見知らぬ景色を見せてくれる楽しい乗り物であり、人と人をつないでくれるコミュニケーションツールでもあり、最高のおもちゃでもあったりします。
用途によって自転車を使い分けるし、なんでも使える奴もいたりします。
それぞれ大事な思い出やエピソードが詰まっています。手放せないので困ったものですｗ

高校時代の友人に、自分のママチャリに名前をつけているのがいました。
どんな自転車であれ、その相棒感っていいです。使い捨てには出来ないですよね

ぜひ、自転車を手に入れる時はたくさん悩んでください。そしてどんな景色に連れて行くか、どんな人に見せたいか、どんな風に着飾るかワクワクしてください

大切な一台に出会えますように